教訓

今日のことを忘れないように、教訓としてメモしたい。

 

仕事は手を抜こう。

自分が思う100%の仕事をしたって、無駄になることもあるんだ。

それを胸に刻もう。

 

100%の仕事をするために自分の心や体を傷つけたり、

時間を奪われるのはもうやめよう。

80%でOKが出るなら、それでいいじゃないか。

 

 

今やっているのはプロモのための素材集め。

本当はやりたくはなかったけど、

・相手の要望を引き出す/理解するための勉強(コミュニケーションの練習)

・絵的な勉強

・プロモ作業手伝いは初めてなので、経験になる

この3つが主な糧になるかなと思って引き受けた。

 

結果は最低だった。

取引先と開発側の要望が噛み合わず、

取引先の要望に準拠して作成した最初の素材はほぼ壊滅。

根本からの見直しを余儀なくされて、時間も心の余裕も奪われた。

 

最終的には開発側のOKが通るようになったので、なんとかなった。

 

その後も第2、第3段の素材集めがあって、

やっと最後の素材集めが終わりそうだった。

 

途中何度も憤りを感じた。

なんで同じ話を聞いてるのに

お前の領分の確認やアドバイスまで私がしないと進まないんだよ!

お互いに初めて(向こうは素材作り自体は初めてではない)なのに、少しは自分で考えろ!

って、一緒に作業している人に憤りを感じたし、

開発元と取引先が要望をすり合わせてなかったことにも腹がたった。

撮影環境が整ってなかったのにも腹がたった。

 

色々な不満をとにかく飲み込んで、

飲み込みきれなかった分が、やる気を道連れにしてこぼれていった。

 

後少し。

 

最後の素材を提出する前の資料を作成していて、

最終的に第1、第2段がどのように使われることになったのか調べる必要が出てきた。

コレが間違いだった。

別に必要もなかったんだ。

よりいい資料、より伝わる資料を作るため、なんて思ったのが間違いだった。

 

間違いだったんだ。

100%の資料にしようと思ったのが間違いだったんだ。

 

最終的な使われ方を見て愕然とした。

私が用意した素材がほぼ使われていない。(もう一人もそうだけど)

 

仕様も聞かされた仕様を守っていない素材が使われているし、

私が用意したのではない素材が使われている。

それもセンスがない素材だ。

 

驚いて頭が真っ白になってしまった。

一度素材が置かれている場所を閉じてしまったほどだ。

閉じて、開いてただ見つめる。

 

私が用意したわけでもない、

私が聞かされていた仕様も守れていない素材が。

 

あの仕様があったから作業難易度が上がって、数も必要で、時間もかかった。

なんで守られていない・・・?

なんで守られていない素材がOKになっている・・・?

 

ましてや使われている素材は私が用意したものじゃない。

 

開発側ではOKが出なそうなものが使われている。

多分取引先で作った素材なんだろうけど、

じゃああの開発のチェックは何だった・・・?

OKが永遠に出なくて発狂しそうだったのに、何だったの・・・?

 

使われ方は何パターンあるから、まだ確認できてないパターンもあるんだろうけど、

見合ってない。

 

心労と、時間と、この裏切られた感覚は勉強になったことと比較して、

全く見合ってない。

 

こんなに頑張っても見合わないってことがあるのかと思った。

下請け会社さんとかに優しくしようって思った。

こんな気持にさせてたんだろうなって、もっと気を使う事に時間を使おうと思った。

私と同じ気持ちにさせたくない。

 

それから100%の仕事を目指さないことにする。

諦めるのか?って言われそうだけど。

もうそれでいい。

楽しい仕事ならいいけど、そうじゃないならもう80%でOKが出る仕事をする。

 

100%の仕事をすれば認められるわけじゃない。

自己満でいい作業なら100%までやる。

けど、そうじゃないならもうしない。

 

胸に刻んだ。

だから、資料も適当にOKが出そうなラインを狙う。