吾輩は社会人14年、新人である

 

本日目からウロコだった出来事があったので、記録を残したいと思う。

 

"大人"になれば何でもできるんだと思っていた。

どんな仕事を振られても遂行できる。

なぜならば仕事の流れっていうのは大体基礎となる部分が一緒だから。

 

・ゴール(納品物)を設定する。

・タスクを割り出し、担当を決める

・各自が作業を進行し、途中経過を見つつ、終わらせる

・提出にあたっての体裁を整える

・必要な人に提出してゴール(納品完了)

 

だと思っていた。

だからこそ、そんなシンプルなことができない自分にとても苦しんでいた。

 

割り出したタスクの見積もりが甘かった、

取り回しが良くなかった、

判断が良くなかった、

あれがこれがそれがどれも全部「私ができない」からうまく行かないんだ。

 

そう感じていた。

 

前からの気質ではあったけど、

強く感じるようになった大きな要因は一つ前のプロジェクトだ。

 

とにかくそこでの仕事が何もかもうまく行かなった。

ことごとくだめ。

その自信を取り戻すべく割り振られた今回のプロジェクトもだめだった。

 

正直、つらすぎてもうやめようかと思った。

無能なんだって。

何やっても今後良くなることなんてないんだって、

未来に不安しかなかった。

 

でも違う見方を教えてもらった。

頼まれている作業がうまく行かないという話と、リモートはもう1年も立ったのにまだ慣れない。

リモートのデメリットの解消方法が全然見つからない。

前の作業がうまく行かなったから不安でしょうがない。

って話をした時に、

まだ1年だよ。

それに今回うまく行かなかったからって、次も失敗するとは限らない。

前回うまくいったことが、次回失敗しないとは限らない。

って言われた。

 

その瞬間急に色々と視界がひらけた。

 

1年というのは慣れない=長いといいつつ、

状況になれるにはまだ短い、2年3年と改善策の施行を重ねることでうまくいくだろう。

そう頭の片隅で思っていた。

 

更にいえば同じ人達で同じものを作っても同じ結果にプロジェクトの結果になるかなんてわからないんだっていわれて、それがいいか、悪いかはやってみないとわからないし、良い点と良くない点は必ず出るのだと気づいた。

 

ずっと過去は良かった過去は。

というのを言われ続けてめちゃめちゃ落ち込んでいたんだけど

 

新人に仕事をお願いしてうまくいくか?

やったこともないのにできるか?期待するか?

 

しないんだよ。

それでも経験を積んでもらうために先駆者がフォローしながらやっていくのだ。

 

同じ人が同じ仕事をやり続けても毎回同じ結果が出るわけじゃない。

野球選手が全ての条件を同じにしたからって、毎日ホームランが打てるわけじゃない。

 

3つ星レストランで使われている食材、機材、レシピを揃えたって、

一人暮らしの人間が1つ星レストランの味が出せるかって言われたら出せない。

 

昔うまくいったことが、次もうまくいくわけじゃない。

今回ダメだったことが、必ず次もうまく行かないわけじゃない。

 

そう。どうなるかはわからないんだ。

ましてや私はこんな感じで前回のプロジェクトには関わっていた。

仕事Aの社会歴2、3年目

仕事Bの社会歴2、3年目

仕事Cの社会歴4年目

 

どれもコレも歴が浅すぎるし並行して進んでいたからどうにもしづらかった。

そういうことなんだよ。

 

できなくて当たり前だし、

できなかったからと言って必ず次も失敗するわけじゃない。

 

うーん、いい気付きだ!元気出た!