吾輩は無能である

 

掲示板の創設者として有名な方が動画の中で、

人に注意されるのが怖く、人の顔色ばかりうかがってしまうがどうしたらいいか?

というお悩み相談に

 

怒られなれろ。

更に自分が先に気づいたらそれを言うようにしろ。

それを続けることで、自分がどこを注意されやすいか気づけるようになるし、

あとはそれを回避すればいいだけ。

的な回答をしていた。

 

聞いたときはそれができないんだよなぁって思った。

「平凡な自分を認めろ」とかも似たような話だと思う。

 

どっちも

自分は優秀になれるかもしれない。
という幻想を捨てろって話だと思ってる。

 

個人的にはどちらも自分には無理というか、

うまく咀嚼できていなかったんだけど、ちょっとだけ飲み込めるようになった。

 

っていうのも。

私はどうやっても無能なのだ。

怒られるの当然で、うまく行かないのも当然。

 

前はずっと怒られるのか、失敗し続けるのか、

苦しいよぉ怖いよぉ・・・って思っていた。

 

うん、それでいいじゃん。

だってできないんだもん。無能なんだもん。

 

改善しない、上を目指さないって話ではなく

うまくやろう、怒られないようにしよう。

そんな風に変に気負う、

自分を追い詰めたり顔色を伺うようなことをやめようって思った。

 

作業の手順書作って、

間違えたらどこを間違えたか改善して、

そうやって一歩ずつ進めばいいじゃん。

 

その過程でしこたま怒られたっていいじゃん。

だって無能なんだもん。

 

次やらなければいいとか怒られなきゃいいって思うと更に気負っちゃう。

 一歩一歩進んでいればいい。それだけでいいんだよ。

 

ああ、この方法は違ったのか。

それだけ。

 

吾輩は無能である。

それを認めることが大事だって、少しだけ気づけたなぁ。