一人じゃなんにもできないと気づいたある日

今までで一番大きな仕事を抱えている

やめた人も合わせて300人くらいの仕事

(海外や外注の会社を含めるともっといると思う)

 

だから、それぞれが専門的な分野の知識、スキルを持っている場合が多い。

 

だから相手の手をわずらわせるのが嫌で、

細かいチェック、簡単にできそうな作業で

自分で引き取れるようなことは自分でやることが、私は多かった。

 

私が所属している業種は基本雑用や管理的な要素の比重が多いから、

どうしてもやっといて→これは自分でやるものなのね(理解)と思って、簡単な作業は自分で囲ってしまうことが多かった。

 

そう。簡単な仕事ってないんだよね。

いざ蓋を開いてみたら、いざ提出してみたら以外に複雑な作業だったということが多発している。

 

ファイルの比較だけでいいと思ったら、後から別のところも確認しなきゃいけないことがわかったり。

画像をトリミングするだけでいいと思ったら、画像サイズの変更はだめだったとか。

事前確認が十分じゃないってところも大きいけど、

「簡単な仕事」「誰でもできる仕事」ってないんじゃないか?って最近思うことが多い。

まあ背景には依頼側の説明不足とかもありますが・・・・

 

そんな風に所謂世間では簡単な仕事、誰でもできる仕事もこなせなくなって始めてわかったことがある。

 

 

私、一人じゃ何もできない!!

 

 

 

前から思ってはいたことだけど、実感している。

今までは結局、「自分の専門分野」で戦っていたから、実はあまり他の仕事はしたことがなかった。

 

けど、先輩達がいなくなって専門分野以外の仕事をこなす必要性が出てきた時に、

始めて他の人に手伝ってもらうことの重要性がわかった。

 

他の人に手伝ってもらうことは決してアクではない。

なぜかといえば、やり直しのほうが悪だと思うから。

(とはいえ、調査不足でやり直し、となっても勉強になったくらいに思っていいと思うけど)

手伝ってもらうことはたしかに気が引けることではあるけど、

それならそれで、その人がやってもいいと思えるような条件を整えてあげればいい。

 

大体の人は管理とかを頼むわけではなく、ただの作業なのであれば断る人はそういないだろうし(仕事だし)

であれば、締切を長く設定するとか、きちんと発注条件を整えてから依頼するとか。

 

手を借りることは仕事を達成するためにも、

自分のメンタル的にも必要なことなんだ。

 

と、実感したある日でした。